安保法案反対、大学生がハンストへ「生命をかける覚悟でたたかいます」 → 実は1食抜く程度 – 肝心なことを言わずにスゴイコトのように見せるテクニック

   2015/12/03

7時間ハンスト決行中の学生たち

ハンストのイメージを覆す学生ハンストにネット騒然

安保法案に反対する学生がハンスト決行。

この見出しをインターネットで見たワタクシ、けっこう驚きました。

現在40歳になるワタクシにとってハンストのイメージは、青島幸男の議員会館前ハンスト

脱水症状でよれよれになって運ばれる姿を覚えています。

青島幸男のハンスト

調べてみますと、30時間以上が経過したところで脱水症状に陥ったため、緊急入院せざるを得なくなり、やむなく中断となったようです。

特に世間の注目を集めた例としては、1992年9月、検察庁が金丸信と東京佐川急便との癒着疑惑(東京佐川急便事件)を政治資金規正法違反のみの略式起訴による罰金で幕引きを図ったことに青島幸男が抗議して実施したものがあげられる。青島のハンガー・ストライキは30時間以上が経過したところで脱水症状に陥ったために緊急入院せざるを得なくなり、中断を余儀なくされた。しかし、青島が呼びかけた、「検察庁に抗議のハガキを送ろう」という運動には多くの賛同者が現れた。後に検察庁は金丸に対して強制捜査に踏み切り、金丸は脱税で逮捕・起訴された。

引用:wikipedia

そんなイメージのハンストに加えて、見出しに「生命をかける覚悟で」なんて入ってるもんですから、おいおいこれは只事じゃないぞ~などと思ってしまったんです。

ところがですよ!

すでにみなさんご存知の通り、「初日は午後2時から午後9時まで、2日目以降は午前10時から午後9時までと時間を区切る」という、非常に健康的なハンストだったわけであります。

これにはさすがに、さまざまな批判(いやツッコミか)が噴出。

個人的に言い得て妙だと思ったのは、ネットで目にした「忙しくて1食や2食抜くことなんてザラにあるサラリーマンの姿を想像できないんだね、学生さんは」というツッコミ。

話題をさらったフィフィさんのツッコミツイートもなるほど~と感心しました。

タレントのフィフィが、27日に国会前での決行が予定されている学生たちによるハンガーストライキに対し、その内容の“ヌルさ”を皮肉った。
現役大学生たちによる「学生ハンスト実行委員会」が、安全保障関連法案への抵抗を目的としたハンガーストライキを27日に国会正門前で決行するとの声明文
を発表した。
午後2時~9時(2日目以降は午前10時から)の数時間にわたって行うとし、水を飲むことはOKだという。
そのストライキの内容に、フィフィは20日ツイッターで「日の出てる間、水も抜くイスラムの断食月よりぬるいハンストに正直驚いた次第です」と痛烈に皮肉っ
た。
フィフィは自身の皮肉ツイートについて、「7時間程度の絶食でハンストなんていう君達がこの過酷な社会に出たらどうなるか考えただけで…国を変えたいと思うならね、ハンストは望まないよ。その時間でじっくり勉強してもらって、立派な政治家にでもなって欲しいよ」と真意を説明した。
さらに「戦争反対!の一方で、若者をハンストに駆り立てる連中のがよっぽど悪意に満ちてると思いませんか?しかもこの程度の断食でハンストって、彼ら笑い者です。周りにハンストの意味すら教えてあげられる大人がいないんですか?」
とつづった。

引用:Aちゃんねる

ネットの見出しはクリックさせてナンボ!

今回の件に限らず、ネットニュースの見出しというのは大概が大げさになる傾向にあるようです。

なんせ、クリックさえしてもらえばページビュー数が1つ増えますから。

どういった数字に評価指標を置いているのかにもよりますが、大手ポータルやニュースサイトのスタンスは「内容を読んだ人がガッカリしても、とりあえずクリックさせる事を優先」となっている気がします。もうずーっと。

ワタクシのような昭和の人間はこのスタンスにけっこう戸惑うのですが、ネットネイティブ、スマホネイティブ、もっと言うと「まとめネイティブ」な若い世代はあまり違和感を感じないのかもしれません。

ワタクシ、今日もネットのニュースを見ながら「JAROってなんじゃろー」と呟いております。

 

あ、そういえば学生ハンストのみなさん、世間からの一斉ツッコミを受けて「夜間もハンスト行為は続行する」そうです。

点字ブロックをふさいだとかマンガを読んだとかカップラーメンの差し入れがあったとか、いろいろ物議を醸しておりますが、今後も注目したいと思います。

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