姫の虎退治 – 2007年 第21回参議院議員選挙での姫井由美子候補のキャッチフレーズ

   2015/12/03

姫の虎退治

「姫の虎退治」のワンフレーズで大物候補を撃破!

個人的に、政治家というのは“上手いこと言い” が出世するものだなぁと思っています。

その考えを確たるものにしたのが、2007年7月に行われた第21回参議院議員選挙。

県議会議員から国政に転身を図った姫井由美子候補は、選挙運動で「姫の虎退治」をキャッチフレーズに活動。自民党前職で自民党参議院幹事長の重鎮・片山虎之助候補を破り初当選を果たします。

まさにキャッチフレーズ型選挙の典型のような勝利を収めたのでした。

なんといってもあの当時、民主党には追い風が吹いていましたし、ターゲットにされた片山虎之助候補の悪人顔とさわやかな女性候補の対比も印象的でした。そして、名前の「姫」と「虎」。

これらの要素を「姫の虎退治」というワンフレーズにまとめ上げたコピーライターの大勝利と言えましょう。

ちなみにこのコピー、選対本部長を務めた江田五月参院議員の作。江田さん、相当優秀なコピーライターですね。

キャッチフレーズで当選し、キャッチフレーズで失脚

さて、当選後の姫井議員の活躍はというと、これが芳しくありませんでした。

当選直後に週刊誌により過去の不倫を暴かれ、2008年4月、不倫相手との飲食店開業に関するゴタゴタから、有印私文書偽造・同行使の容疑で書類送検(不起訴処分)。

同年8月には民主党離党を表明してすぐ撤回する騒動を起こすなど、トラブル続きでとても国政の重責を全うできたとは言い難い結果でした。

しかしなにより印象に残ってしまったのが、週刊誌の不倫報道から付けられたキャッチフレーズ「ぶってぶって姫」でしょう。

   しかし07年8月、元高校教諭との不倫スキャンダルが報じられる。姫井議員は既婚で一男一女の母だが、元教諭と頻繁にラブホテルで密会し、「彼女はかなりのMで『ぶって、ぶって』とよくせがまれた」などと性生活を暴露されてしまった。それ以来「ぶって姫」と呼ばれるようになるほど、このスキャンダルは大きなインパクトを与えた。

引用:J-CAST ニュース

これ以来、姫井議員にはぶって姫のキャッチフレーズがついて回ることになり、最終的には議員の地位を失うことになるのでありました。

姫井氏は紆余曲折の末、現在は「生活の党と山本太郎となかまたち」という、これまたキャッチーな名前の政党に所属。

“上手いこと言い”のブレーンを見つけて、再び日の目を見ることができるでしょうか…。

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