洗剤が残るか、残らないか。それが問題だ。- 嵐の5人が総出演する日立「偉人の嵐」ポスターのコピーが惜しい。

   2015/11/08

JR名古屋駅 スカイメディア「偉人の嵐」

「偉人の嵐」シリーズ櫻井 翔さんのコピーに感じた違和感とは?

電車に乗っていてふと顔を上げると、ナポレオン帽をかぶった嵐・大野智さんが目に飛び込んできました。

その写真の傍らには

このレンジのあたために
不可能の文字はない…かも。
《ナポレオン・ボナパルト・オオノ》

とコピーが。

そのまま目を横に滑らせると、歴史上の人物に扮した嵐の面々が、それぞれ1本のコピーとともにポスターに収まっています。

そう、今月から始まった日立の家電プロモーション「偉人の嵐」のJR東海ドア上広告です。

同広告シリーズはTVCMや冒頭に載せたJR名古屋駅のスカイメディア、雑誌の10ページ連続広告など積極的に展開されていますので、目にした方も多いかもしれませんね。

さすが大手と思わせる露出の多さに感心するとともに、この一連のコピーについて思うところがあったので、取り上げてみます。

まずは順番に見てみましょう。

「偉人の嵐」大野智くん

このレンジのあたために
不可能の文字はない…かも。
《ナポレオン・ボナパルト・オオノ》

「偉人の嵐」松本潤くん

洗剤が残るか、残らないか。
それが問題だ。
《ウイリアム・シェイクスピア・マツモト》

「偉人の嵐」相葉雅紀くん

オー、レタス!お前もか!?
…なんて言わせない。
《ジュリアス・シーザー・アイバ》

「偉人の嵐」二宮和也くん

これが掃除機の
「新・吸引力の法則」。
《アイザック・ニュートン・ニノミヤ》

「偉人の嵐」櫻井翔くん

快適にする「運命」を
託されたエアコンです。
《ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン・サクライ》

さて、この一連のコピーたち、何か違和感を感じませんか?

視点の統一感より面白さのクオリティーを優先したものの…

最初の大野智さん、松本潤さん、相葉雅紀さんと、後の二宮和也さん、櫻井翔さんのコピーの違いが分かるでしょうか。

そう、それは「名言」か否かの違い。

上の3つはその人物やキャラクターの実際のセリフ。しかし下2つは言葉やセリフとして世間に認知されているものではなく、「創作」なのですね。

おそらく上3つはすんなり決まったのでしょう。

二宮さんの掃除機のコピーは、「ばんゆういんりょく」「しん・きゅういんりょく」の語呂のよさが捨てがたかったのだろうと想像できます。

ここでコピーの統一感が失われます。

そして最後のベートーベン・サクライのコピー。

完全に苦し紛れというか、やっつけというか…面白くもなければベートーベンのキャラクター性も表現できていません。

そもそも「運命」って曲名ですらなくて、日本だけの呼び名ですし…。

他のコピーが非常にうまくいっているだけに、もう少し粘って欲しかったなぁと思う次第であります。

う~ん、惜しい!

ところで全然関係ないですけど、「偉人の嵐」って聞くと、光栄のリコエイションゲーム「維新の嵐」シリーズを思い出します。

このシリーズを考えた広告プランナーは UKPと同世代かもしれないなぁ~。

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