あした、ぼくは、にんげんになる – 2014年度 新聞広告クリエーティブコンテスト最優秀賞「命の交換」

   2015/11/27

食べられる側は何を思うのか? 視点を180度変えることで生まれた名コピー

「食」をテーマに実施した2014年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」

1,254作品の中から最優秀賞に選ばれたのが、この「命の交換」でした。

命の交換

「人が『命を食べて生きている』ことを、食べられる側から表現したアプローチが素晴らしい」「絵本のようなトーンが秀逸で、写真、デザイン、コピーの総合点で他の作品を上回り、完成度が高い」と、審査員諸氏から高く評価されました。

これぞ視点の妙ですね。

「失われていく命」の前向きで健気な姿勢が、自身の価値に気付かせる

受賞した石井啓之さんのコメントがまた素晴らしいんです。

毎日3食、多くの命が失われているにも関わらず、
食の時間はこの上なく楽しい。

「食べられる側が悲しみに満ちていたら、
食の時間はこんなに楽しくならないのではないか?」

そんな逆説的希望も込め、
食べられる側の前向きな気持ちを、
日々食卓に並ぶ卵の意志で表現しました。

食の楽しさは、失われた命たちの前向きな気持ちに支えられている、という発見。

それを自覚することで、押しつけでなく自然と「食の大切さ」や「多くの命と引き換えに在る自分の大切さ」に目が向くと思います。

UKPは昔からたまご好きですが、このコピーに出会って以来、ますます美味しく感謝を込めていただいておりますよ。

追記

2015年度の新聞広告クリエーティブコンテストの結果が発表されました。

文化を愛する日本、政治を重んじるアメリカ。人を豊かにするには、どちらが大切なんだろう?- 2015年度 新聞広告クリエーティブコンテスト優秀賞「偉人くらべ 」

にて思うところを書いていますので、よろしければぜひ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。